湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

  • Entry Date
  • 2017.11.16

臨床化学実習・ドライケム

Wです。

 

富士ドライケム7000・生化学自動分析装置(富士フイルム株式会社)を用いて、Na・K・Cl/AST/CREについて同一検体(コントロール血清)を班の員数分測定して、同時再現性(同じ検体を繰り返し測定したときのばらつきの程度)を比較しました。

結果はCV(変動係数)1.0%以下で良好でした。

 

 

<ドライケミストリーとは>
特定の化学反応を起こす試薬が乾燥状態で用意されていて、そこに液体状の試料が添加されると試料中の水分により化学反応が進行するような検査法のこと。

 

写真フィルムの製造で培った独自技術が2種類のスライド(多層フィルムの構成)に応用されています。

①比色法スライド:酵素(AST)は反応初速度法で、一般化学(CRE)は比色終点法で、ただしスライドは光を透過しないので比色は反射測光で行うもの。

②電極法スライド:イオン選択フィルム電極を用いて電気的に検出するもの。

 

POCT(臨床現場即時検査)すなわち外来診察室や病室ベッドサイド、手術室あるいは救急や災害の医療現場などで行われる検査に、スピーディで効率的な検査環境を実現しています。

 

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