湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

2018年 5月アーカイブ

生物学

こんばんは、吉川です。

 

本日、一年生の「生物学」の授業では、初めて顕微鏡を使いました。

顕微鏡は臨床検査技師としては欠かせない道具です。

これから実習などが増え使う機会が増し、卒業し、就職してからでも使います。

 

使い方など一連の操作の流れを最初から最後まで学んでいきます。

観察したものは自由で、川の水や池の水、また自分の唾液を見ている学生もいました。

観察をしながらそれをスケッチし、それを提出します。

皆、一生懸命に観察していました。

 

因みに、最終倍率(顕微鏡の倍率)は接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率です。

例えば、10倍の接眼レンズと40倍の対物レンズを使ったときの倍率は、10×40で400倍となります。

後、スケッチは大きくわかりやすく書くことをオススメします。

 

普段、目に見えない微小なものが顕微鏡を使えば見えるようになるので、私は顕微鏡が大好きです。

これから顕微鏡を使う機会が沢山有るので楽しみにしていて下さい。

 

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腰痛

Sです。

 

昔から腰痛持ちで、どうにも腰のあたりの重たい感じが解消されず、先日カイロプラクティックに行ってきました。

 

そこでの先生とのやりとりの中で、立っている方が座っているときより楽だという話をしたところ、面白いお話を聞けました。

 

今回はその話の出典元を調べてみたのでご紹介します。

 

お話の元となる論文は、スウェーデンの整形外科医ナッケムソン博士の行った研究で、姿勢の変化による椎間板の内圧の変化を調べた物のようです。

 

結果のデータだけ見たのですが、どうやら通常の立位状態の椎間板内圧を100%とすると、座位姿勢では140%、しゃがんだ状態、前屈みで荷物を持ち上げる動作を行ったときは、実に275%と立位の3倍近くの負荷が椎間板にかかっているようです。

NACHEMSON A :THE LUMBAR SPAIN.AN ORTHOPAEDIC CHALLENGE.SPAIN 1:59-71,1976

 

しゃがんだ状態、前屈みで荷物を持ち上げる動作、これってよくぎっくり腰をやるときの状況ですよね。

私も以前ぎっくり腰をやりひどい目に遭いました。

ちなみにぎっくり腰は別名「魔女の一撃」とも呼ばれるそうです。

もう2度とやりたくはありません。

 

学生の皆さんも授業中は座りっぱなしですので、休み時間には少し背筋を伸ばして見てはどうでしょうか。

 

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体のあちらこちらが・・・

内田です。

 

先週から一年生の体育の授業が始まりました。

授業内容はバドミントンとバスケットボール。

 

さすがに若い(?)というか、日頃の発散か・・・皆よく動く。

つり出されてほんの数分、私もバドミントンを。

 

ほんの数分・・・なのに翌日体のあちらこちらに違和感が。

筋肉痛まではいかないものの、いかに日頃動いていないのかを痛感。

少し前に受けたドックに続き、“ヤバイヨ、ヤバイヨ”の状態。

 

これからは出来るだけ時間を作り体を動かそうと思うことは思うのだが・・・。

「あれこれ理由をつけて考えるより、行動しましょう。」

学生諸氏にも偉そうに言えませんね。反省。

 

来週以降も授業は続く。

次週はもう少し学生につきあえるよう頑張ります。

 

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言葉遣い

こん〇〇はH.Tです。

 

今日は辛口の感想。

 

4月から湘央学園専任教員になって感じたこと。

目上の人に対する言葉遣いに?

学生間と上級生や教職員に対する言葉遣い?

それぞれの環境下にいる人に対する言葉遣い?

従来通りの話し方で良しと思っている人?

学校での言葉遣い、特に教職員室では厳しい指導を受けていると思います。

 

大人になるにつれ、敬語も含め、日常の中のマナーに関して、注意をしてくれる人は居なくなります。

何故なら、いい大人になってもそんなことも知らないのか?って判断されるだけで、あなたを教育する義務など、他人には無いからです。

 

社会人になったら基本的には「教えてもらう」のではなく、

「自分で覚える」もの。

 

就職活動の時から、社会人と学生の違いを意識するだけでも心にゆとりが持てると思います。

 

では 治す方法は?

血の通った言葉を話せるようになるには.人と直接話しをすることです。

 

実際に多くの人と言葉を交わし、他の人の言葉の意味を理解し、その言葉に対する答えをしっかり返していくことと思います。

他の人と交わることをせずに引きこもっていては.言葉遣いを治すのは難しいと思います。

専門職のプロを目指しているからには避けて通れない問題です。

 

頑張って!! 湘央生!!

 

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試してみよう!

香蘭(校舎1号館の入り口に置かれた小林さん作)

 

Uです。

 

皆さん!五月病は大丈夫ですか?これからうっとうしい梅雨期も待ってます・・が?

 

ヒトは必ず悲しいことや辛いことにぶつかり、落ち込むことがあります。

そんな時のためにストレス解消法を身に付けておいてはどうでしょう!

 

ヒトには五感が備わっています。

この五感を使ったストレス解消法は如何でしょうか?

 

視覚・・・自分の気に入った花や風景を見る。散歩して美しい花や景色を発見してみてはどうでしょう。

嗅覚・・・ラベンダーやジャスミンの自然な香りを楽しむ。森林浴もお薦めです。

味覚・・・大好物の食事を摂ったり、好きな飲み物を飲んだりする。

聴覚・・・好きな音楽を聴いてリラックスする。カラオケもいいね。

触覚・・・スキンシップで安心感を得る。梱包材のプチプチを潰すのもお薦めですよ。

 

ちなみに私のストレス解消法は、運動して汗を流した後の味覚による方法が一番です。

 

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小テストの実施

Wです。

 

担当科目の小テストを実施しました。

 

1年一般化学演習:①化学測容器,②濃度計算[%濃度,モル濃度]

1年生化学:①タンパク質を構成するアミノ酸(側鎖による分類と性質)

2年臨床化学:①総論(臨床検査の意義/EBM/生理的変動/基準範囲と臨床判断値)

2年臨床化学実習:①血糖(糖尿病/酵素法・終点分析法/GOD・POD法/FH管とFC管)

 

履修した内容を復習するきっかけとして、小テストを実施しています。

勉強して受けないと新しい知識が習得できたかどうか分かりません。

 

不合格者(60点未満)には正誤訂正・完全解答の提出を、かつ30点未満の者には口頭試問を実施して理解度の確認をしていきます。

 

定期試験(前期と後期の2回)のときだけ勉強しても合格はできません。

日頃から勉強する習慣を身につけてください。

 

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個人面談は宝箱なのです。

hiraiです♫

 

5月も半ばとなり、1年生の面談もあと少しです。

10分~15分ほどの短い時間ですが、あの手この手を駆使して、その学生の魅力を引き出したいと思っています。

座学での様子とはひと味もふた味も違ったポイントを見つけたときは、よし!この学生とのつきあい方は今後これで行こうと参考にもなります。

 

昨今の学生は家族構成を聞くと必ずペットのわんちゃんや猫ちゃんのことも出てくるので、みんな何かしらの癒やしを求めているんだろうなと思います。

 

本日予定していたS君に至っては、今日は補習があるのでどっちを優先にしたらいいでしょうかと今更聞いてくる。

変更は事前にお願いしてありましたよと言えば、今日、気がつきましたと。。。

 

次回たっぷり面談しましょう。

是非、君の魅力を探したいと思います。

 

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麻疹

髙橋です。

 

GWも終わり、1週間が経ちました。

5月になった途端、急に暑くなり、休み明けも相まって体調を崩している人はいないでしょうか?

 

最近は麻疹の発生がニュースになっています。

今日は麻疹のお話を少しだけ。

 

「麻疹(ましん、英: measles, rubeola、別名・痲疹)とは、ウイルス感染症の一種で、麻疹ウイルスによる急性熱性発疹性疾患」(参照:wikipedia)

 

和名として「はしか」とも呼ばれ、麻疹ウイルスの感染による高熱を伴う全身性の発疹がみられる病気です。

根本的な治療法はなく、発症した際は投薬によって他の病原体が感染することで起こる合併症の予防が行われます。

 

麻疹の恐いところは、感染するルートとして「空気感染」を起こすということです。

通常の風邪やインフルエンザといったものは「飛沫感染」という感染ルートをとり、これは感染している人から一定距離離れて、咳やくしゃみを浴びなければ感染するリスクは少ないとされています。

しかし「空気感染」は空気中に漂っている病原体を吸い込むことで感染を起こすので、飛沫感染よりも感染するリスクが高いです。

 

麻疹は予防接種によって防ぐことができる病気です。

麻疹になったことのない人は、母子手帳を見てもらうと過去に麻疹の予防接種を何回したかの記録が残っているはずなので、気になる人は調べてみてはいかがでしょうか。

 

さて、5月からは1,2年生も本格的な実習がスタートし、忙しくなるかと思います。

 

今週の土曜授業参観です。

みなさんの普段の勉強風景を保護者の方に見ていただく、数少ない機会ですのできちんと出席しましょう。

 

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マイクロピペット

Sです。

 

 

突然ですが、マイクロピペットという物をご存じでしょうか?

学生の皆さんは何度か実習で使っているので、どんな物かは知っている事と思います。

では使い方についてはどうでしょうか?

 

実はマイクロピペットは、ガラスピペットに比べて容量が変化する要因が多く、また微量な容量を扱うことが多いため、特に正しい使い方が必要となってきます。

 

Ⅰ.フォワード法 / 一般的なピペッティング方法

・bufferや薄い酸・アルカリ溶液などの水溶液

  1. プッシュボタンを1段階目まで押す(①)。
  2. チップ先端をSample液面に1cm程度浸し、ゆっくりとプッシュボタンを放し(②)、Sampleを吸い上げる。
  3. プッシュボタンを1段階目まで押し、続けて2段階目まで押し、チップ内部のSampleを全て分注する(③)。
  4. プッシュボタンを放し、初期ポジションに戻す(④)。

 

Ⅱ. リバース法 / 粘性の高い液体や、泡立たせたくない場合にお勧め

・グリセロールのように粘度の高い液体や、界面活性剤のように泡立ちやすい液体

  1. プッシュボタンを2段目まで押し込む(①)。
  2. チップ先端をSample液面に1cm程度浸し、ゆっくりとプッシュボタンを放し(②)、Sampleを吸い上げる。
  3. プッシュボタンを1段目まで押し込み、Sampleを分注する(③)。チップ先端に少量のSampleが残るが、これは分注しない。
  4. チップ内部に残ったSampleは、チップごと廃棄するか元のSample容器に戻す(④)。
  5. プッシュボタンを放し、初期ポジションに戻す(⑤)。

 

実際にはこのほかにもいくつか方法があり、また、細かいテクニックもありますが今日は一般的な2つの方法をご紹介しました。

正しい使い方をしなければ、正しい値は得られません。今回はほんの1例ですが、学生の皆さんは特に正しい道具の使い方を意識しながら、実習に臨むと良いのではないでしょうか。

 

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体調管理

内田です。

 

私事ですが、本日人間ドックを受診しました。

加齢に併せ、日頃の不摂生の賜か、あちらこちらに不具合が・・・。

結果の詳細は後日とのことですが、試験結果を待つ学生の気分です。

 

学生の皆さんも(年齢的にはまだまだ若いのですが)体調はしっかりと自己管理してください。

学力をつけることは当然ですが、最後に必要なのは体力ですよ。

しっかりと体調管理が出来ていないと力も出ません。って、説得力がないかなぁ。

 

一、二年生は課題も増えてくるでしょう、三年生は臨地実習もハードになって来ると思います。

体調を整え、体力を蓄えて乗り切りましょう。

 

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