湘央学園|湘央生命科学技術専門学校応用生物科学科バイオコースの先輩メッセージ

先輩メッセージ(卒業生VOICE)

人体に使用するものを扱う責任を自覚し、品質管理に力を尽くしたい。
                患者さんに喜ばれる医薬品を届けられるように。

  • 生化学工業株式会社
					生産本部 久里浜工場  品質管理課
  • 遠藤  彩音さん
  • (応用生物科学科バイオコース2017年卒業)
患者さんの生活の質の向上に貢献する医薬品を、医療現場へ届けられることが大きなやりがい。
湘央学園を卒業後、主に注射薬などに使われる医療用医薬品を製造・販売するメーカーに就職しました。都内の本社や他県の工場で新人研修を受けた後、ここ横須賀市の久里浜工場で品質管理課に配属となり、出荷前製品の品質を分析する業務に就いています。無作為に抽出した製品の成分を測り、品質をチェックする仕事です。
当社が製造する製品は主にヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸を主成分としており、細胞と細胞の間で水分の保持やクッションのような役割を果たし、炎症などを抑える働きがあります。ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸は、人間の体内に含まれるのですが、加齢とともに減少します。高齢になると膝痛などの変形性関節症になりやすいのはこのためです。分析で特に重要なのが「粘性」の測定です。粘性が低いと、例えば関節の注射薬の場合、クッションの役割を十分果たせず、痛みを緩和できなくなります。期待している粘度を維持しているか、繰り返し厳重に調べています。
就職活動でこの会社を選んだのは、自分の知識やスキルで患者さんの苦痛を和らげたり、救うことのできる仕事だと感じたからです。実際に研修中、当社のヒアルロン酸製剤をご使用になられた海外の患者さんから届いた手紙を見せてもらいました。手紙には、「(製剤のおかげで)人生が楽しくなった」とありました。病気に対して確実に効果があって患者さんが喜んでくれること。そんな医薬品を提供する仕事に携われるのは、とてもやりがいに感じます。
研究職の現場業務に即したベーシックな知識とスキルを、丁寧に教えていただいた。
湘央学園では、実験や分析の基礎となる部分を先生方にしっかりと教え込んでいただきました。特に分析を行う際の準備作業については、今の実務にとても役立っています。研究職の仕事のやり方は、おそらく会社や機関によって、少しずつ違うところはあると思いますが、湘央学園応用生物科学科バイオコースの学びは、どんな職場で働くことになっても必ず通用するベーシックで、現場業務に則した教え方をしていただいていると思います。私自身、働いてみてそれを感じています。
一方で仕事に就いてみて初めてわかったこともあります。医療用医薬品は人体に使用するものなので品質管理は「絶対」でなければならないことは理解していたつもりでしたが、「こんなにも管理が厳重なのか」と業務に当たってみて再認識しました。私は出荷前製品の分析や調査をしますが、その後、QA室という工場内の品質保証を担う部署がさらにチェックします。多重の管理を通過し、品質保証された製品だけが市場に出ていくのです。今は自分が薬を服用する時に、これは何の検査を何回行って出荷されたんだろうとか、製剤化する工程のことを色々と考えるようになりました。医薬品をつくる仕事は厳しい品質管理の世界だということを肝に銘じて、日々の業務に取り組んでいこうと思っています。今後の目標は、もっと知識と技術を高めていきながら、新しく入ってくる後輩への指導もできるように努力していきたいです。

わたしの1日の仕事

1日の流れ
  • 7:30
  • 出勤予定確認
  • 8:20
  • 朝礼 実験器具などの準備
  • 9:00
  • 担当の分析業務開始
  • 12:00
  • 昼休み(1時間一斉休憩)
  • 13:00
  • 新しい機械の操作トレーニング
    (チームで確認)
  • 15:00
  • 分析業務、
    派遣社員への作業指示
  • 16:00
  • 業務記録作成などのデスクワーク
  • 17:30
  • 翌日の準備
  • 18:00
  • 退勤

サクセスインタビュー

夢をつかんだ先輩に、聞きたい!

  • 湘央学園に進学した理由は何ですか?

    農業高校で生物工学やバイオ系の勉強をしていたので、この分野をもっと掘り下げて学びたいと思うようになりました。農学部などへの大学進学も考えましたが、高校の先生から、生物やバイオのことを本気で学ぶなら少人数授業で数多くの実習を通して教えてくれる湘央学園が良いという助言をいただき決めました。実際にその通りで、実務に通じるバイオ系の知識を専門に学べる学校は意外と少ないと思います。

  • 実際に学んで感じた湘央学園の魅力は何ですか?

    実習が多くて密度が濃いことです。毎回レポート提出があり、課題をこなすだけでも結構大変でしたが、勉強したことが全部身についていることを実感できました。大学の有名な先生が講師にいらして教えてくださるのも魅力でした。全体的に先生との距離が近く、どんな質問にもわかりやすく丁寧に教えてくださいました。勉強以外の相談にも乗っていただき、ありがたかったです。

  • 在学中、どのようなことに力を入れましたか?

    学んだことをしっかりと定着させるために、ノートのまとめ方は意識して取り組みました。実習などの授業中に教わったことを整理して記録するのはもちろんですが、そのことに関して自分自身で考えたことも備忘として書き留めるようにしていました。書くことで内容の振り返りにもなりますし、後で見直すことで確認にもつながり、理解が深まりました。

  • 湘央学園でよかったと思うところは何ですか?

    勤めてからすぐに役立つ分析の基礎知識やスキルをしっかりと身につけられたのが、もちろんよかったところですが、一番は大切な友だちがたくさんできたことです。今でも連絡を取り合いますし、休みの日に会ったりもします。わずか2年間で、しかも在学中はみんな忙しい毎日を送っていたと思うのですが、バイオ技術者という同じ目標に向かって進んでいる一体感があって絆を深められたと思います。

  • 就職活動で苦労したことは何ですか?

    私は今の会社の採用試験のみを受けて内定をいただいたので、就活そのものはそれほど苦労していないのかもしれませんが、就職の方向性を決めるまでに色々悩みました。農業高校出身でバイオテクノロジーに関心があり、また生き物好きというのもあって酪農・畜産に関する仕事を模索した時期もありました。実家のある長野での就職も考えました。色々な選択肢を前にして迷いや焦りもある中で、自分は将来どうありたいかを見つめる時間が結構大変だった気がします。

  • 後輩へメッッセージをお願いします。

    仕事はずっと続けていくものだと考えた時に、長期的な視点で自分の将来像を見据えることが大切だと思います。就職してからどんな自分に成長したいのか。自分の仕事が、人や社会のためにどんな風に役に立つのか。そういうことを考えられるのは、就職活動の時期だと思います。色々思い悩むことも多いでしょうが、自分で答えを出せれば、きっと後悔が残らないと思います。頑張ってください。

お問い合わせ 0120-77-1975(進学相談専用)e-mail:admission_office@sho-oh.ac.jp

応用生物科学科 バイオコース

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