湘央学園|湘央生命科学技術専門学校救急救命学科の教員メッセージ

教員からのアドバイス

プロフェッショナルぞろいの講師陣が指導にあたり
短時間で処置を施すための技術と知識の獲得を目指します。

  • 救急救命学科
  • 荻野 暁(おぎの さとる)先生
インタビュー
  • 救急救命士の仕事の魅力は何ですか?

    救急救命士とは、病院前医療を担う唯一の医療従事者です。私はみんなの憧れのヒーローであるウルトラマンによくたとえるのですが、困っている人のところにパッと行って、パッと処置をして、パッと病院に連れて行って、パッと次の現場に向かうわけです。高い技術と豊富な知識を持って、短時間でケリをつけなくてはなりません。計り知れない緊張感、責任感は伴いますが、それを上回るくらいの「人の役に立つことができている」という充実感があると思います。

  • 救急救命士になるために身につけなければならないポイントを教えてください。

    まず第一に、「救急救命士は医療従事者である」という自覚です。救急救命士が行える医療行為も年々広がってきています。たとえば平成26年4月から、処置拡大で救急救命士が血糖を測定することができるようになりましたし、低血糖の患者さんに糖を投与することも可能となりました。救急の現場に医師がいないので、代わりにできることは救急救命士にさせてもいいのではないか…という流れになっているのです。その分修得すべきスキルが増えていくわけですから、それに対応していけるだけのたくましさが必要になるというのが、第二のポイントです。
    第三のポイントとしては、救急救命士の仕事は24時間体制ですし、かなりストレスフルです。そのため、オンとオフのメリハリが必要でしょう。
    そして第四に、自分の知識や技術が人の命に直結するという意識をしっかり持てること。これは責任感と同時に、やりがいも見出せるところだと思います。責任感だけでは燃え尽きてしまうかもしれません。

  • 救急救命士の職域は広がる可能性はありますか?

    20年以上前に私が養成学校を卒業した頃は、救急救命士の資格はそれほど認知されていませんでした。現在、職域のほとんどは消防機関ですが、本校でいうと卒業生の10%程度が医療機関に就職しています。ERとか救命センターといったところで、運ばれてくる患者さんの状態を把握し、医師に的確に伝え、医師はそれをもとに判断する。救急救命士は処置はできませんが、観察する能力は長けているので、病院内で働く場合に武器になる部分だと思います。ERや救命センターでは、さまざまな職種の人々が協力し合って働いています。そうしたチーム医療の現場で活躍できる存在として、救急救命士は期待されています。また、神奈川県が平成27年度より県職員として救急救命士の採用を始めました。県民の安全管理や防災にあたる専従職員として救急救命士を置くことにしたものです。川崎市の川崎幸病院など、院内に救急救命士科(EMT科)を置いている医療機関もあります。

  • 湘央学園の指導の特長はどういうところですか?

    「医療従事者としての救急救命士」「考えることができる救急救命士」。この2点を重視した教育を行っています。救急救命士が主に所属する消防機関は病院ではありませんから、医療従事者としての自覚が不足しがちです。しかし、病院に到着するまでの間に医学的処置を施しますし、医療は日々進歩していますので、救急救命士は常にブラッシュアップが必要です。病院内にいない立場だと、医療従事者としてこうした点を忘れがちになります。さらに、医療人としての自覚を持ち、医療に貢献しているという自負が必要です。本学では大学病院の救命救急センターなど、救急医療の第一線で活躍しているたくさんの救急医に授業を担当いただいています。最新の医療知識を持ち、その知識を基に考えて行動できるようにトレーニングしていきます。そして、これが現場での「経験」を補う唯一の手段だと考えています。こうした教育によって、ふたつとして同じもののない現場活動で、臨機応変かつ的確に対応できる救急救命士になることができるのです。

  • 先生が普段授業される中でこだわっていることは何ですか?

    医療従事者としての自覚を芽生えさせるために、救急医療に携わる医師に大半の講義をお願いしています。最先端の医療に従事する医師から学ぶことは大切だと思います。
    私たちが工夫しているのは、3年課程の要所でモチベーションを上げるような企画を置くことです。たとえば2年次の6月には泊まりがけで、ライフセービング活動などを学ぶ海洋実習を行います。実際に体を使って覚え、しかも仲間とともに体験することができるので、とても有意義な実習です。2年次、3年次には臨床実習も入ってきます。そこで将来の自分の姿を想像することができるわけです。また、希望者のみの参加となりますが、2年次の終わり頃に救急救命の先進国であるアメリカで救急医療研修も行います。このように、モチベーションが自然に維持できるカリキュラムを構成しています。

  • 公務員と国家資格の試験の勉強について、どのように指導されていますか?

    本校では、入学決定者には通信添削講座を受講してもらい、入学までに高校の教科書の復習をするように促しています。新入生ガイダンス時には実力テストを行い、その成績に応じて基礎科目の補講を行っています。3年かけて学力の底上げをしていくと、最終的に学生たちは勉強の仕方や楽しみというものがわかってくるようです。主体的に勉強できるようにリードしていくというのが、本校の特長です。
    国家試験より公務員試験が時期的に先ですから、3年次にはまずは公務員試験対策に軸足を置きます。しかし専門科目の授業も、国家試験対策としては重要ですから、両立しないといけません。

  • 高校時代、文系でも授業についていけますか?

    とくに問題はありません。科目的には理系ですが、みんな本校入学後に医学の勉強を始めるので、スタートラインは同じです。公務員試験対策を含め、勉強の仕方も本校で教えていきます。それより重要なのが“根性”と“体力”です。この2つを持ち合わせていれば、男女を問わず、いくらでも鍛えて育てていく自信はあります。

  • 資格試験必勝テキスト

    『ディア・ドクター』 製作にあたり、本校が関わった笑福亭鶴瓶主演の映画。医療監修をされた太田祥一教授(東京医科大学)は本校でも指導にあたられています。「医療とは何か」ということを考えるきっかけになるかもしれません。

  • 高校生の皆さんへ

    「人の役に立ちたい」という気持ちがあるなら、救急救命士は目に見える形で人や社会に貢献できる職業です。勉強やトレーニングのスタートはみんな同じ。本校でしっかり鍛えていきます。今やってほしいことは、幅広く何でも興味を持って経験すること。いろいろなことを知っているというのは、救急の場面でも必要なことです。憧れのヒーロー、ウルトラマンになりましょう!

お問い合わせ 0120-77-1975(進学相談専用)e-mail:admission_office@sho-oh.ac.jp

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