
- 2年次に行われる本格的な実習のひとつが「免疫検査学実習」です。免疫とは、さまざまな病原体などから身体を守るための重要なシステムです。この実習では、身体に侵入した異物が免疫機能によって排除される仕組みや抗原と抗体がどのように反応するかなどの「免疫の基礎」を学ぶとともに、過去にどのような異物が侵入したかなどの痕跡を探るといった作業を行います。

- 臨床検査の手法として必ずマスターしておくべき病理検査。この実習ではさまざまな組織の一部をスライスし、固定、染色して標本を作製するといった基本的な作業からはじめ、さらに作製した標本を顕微鏡を使って詳しく観察します。グループ単位で行われますが、学生一人ひとりが全工程をマスターできる様、細かく指導を行います。こうしてさまざまな組織におこる特有の変化を知り、それぞれの特徴を見極める訓練を行います。

- 血液や組織など、身体から採取した検体の検査とともに、臨床検査のもうひとつの柱が人体から直接情報を得る生理機能検査です。実習では、医療現場と同様の機材を使用し、超音波・心電図・脳波・呼吸機能などの検査手技を学び、得られたデータが正しいかどうか判断できる力を養います。また、お互いを検査し合うことで、患者さんの気持ちを理解し、思いやりの心を育み、生理機能検査の重要さを体得します。